朝ごはんを食べよう

朝ごはんは、元気に活動するための大切なエネルギー源です。基本は、お米、みそ汁、お漬け物の三点セット。旬の野菜を使った具たくさんのみそ汁にたっぷりのごま塩と梅干しを加えれば、最低限の栄養は十分にまかなえます。育ち盛りの子どもには、基本の三点セットにたんぱく質が摂れるもう一品を加えると、より力になります。朝ごはんを食べることで、次のような効果が表れます。

●脳や身体のエネルギー源●

寝ている間にもエネルギーは消費している  ため、朝ごはんを抜いてしまうと、エネルギ   ー不足になり活発に動けません。脳のエネルギー源の炭水化物を摂取することで、やる気や集中力がアップします。血糖値を緩やかに上げる、多糖類であるお米などの穀物の摂取がお勧め。

ただし胃腸が未熟な子どもが朝食の食べ過ぎると、エネルギーが消化に集中して使われるため、体も脳もぐったりしてしまいます。無理に食べさ せようとせずに、少ない量でも達成感があるおにぎりなどもいいですね。

●肥満防止●

朝ご飯を食べることで、睡眠中に下がった体温が上昇し、代謝も上がって太りにくい体になります。

●体内リズムが整う●

朝ごはんを決まった時間に食べることで、体内時計がリセットされ一日の生活リズムが整いやすくなります。

●快便効果●

胃腸が刺激され、排便を促します。お漬け物やみそなどなどの発酵食品は消化もよくたんぱく質や糖質、ビタミン、ミネラルが効率よく補給できる食材。さらに、乳酸菌が腸内環境を整えて免疫力をアップするので、夏に負けない体づくりに役立ちます。