新年あけましておめでとうございます。寒い日が続きますが、穏やかな新春をお過ごしでしょうか。お正月には、おせち料理などのごちそうが多く、食べ過ぎたり、夜更かししたり、食生活が乱れがちです。規則正しい生活リズムを見直し、積極的に身体を動かすようにしましょう。
「だし」の良さを知ろう!
「だし」には基本の五味のひとつである「うま味」があり、そのおいしさだけではなく、他にも良いところがたくさんあります。だしの取り方も、意外と簡単なので挑戦してみませんか?
◎いいこと その1
赤ちゃんの頃から親しんでいる味。羊水や母乳には、昆布に多く含まれるうま味成分「グルタミン酸」が多く含まれています。生まれる前から、慣れ親しんでいる味なのですね。
◎いいこと その2 減塩効果
だしを使うことで、塩分を 20~30%も減らす事が出来ると言われています。子どもの頃からだしに親しみ、薄味でおいしく食べる習慣を身につけることは、将来の健康につながります。
◎いいこと その3 好き嫌い予防
子どもは新しい食べ物を敬遠しがちです。その対策として、だしの風味やうまみが効果を発揮します。常にだしをベースにする事で、 新しい料理への抵抗感が下がり、それが好き嫌いの予防につながります。
※だしの取り方いろいろ・だしを味わおう 詳細は当園「はっぴーらんち」をご覧ください。
「空腹は最大のスパイス」
空腹時は甘味などの好ましい味の幅が広がり、苦味や酸味などの不快な味の感度を低下させる事が科学的に証明されたそうです。おなかが空いた時は苦手な味への抵抗が少なくなるのであれば、食育のチャンスです。当たり前のことですが、ご飯はおなかを空かせてから食べることが大切なのですね。